2006年5月18日 (木)

重心点の分散化

写真を掲載するブログである以上、自身の写真観についてもここらで一言。

近頃心がけていることの一つが「重心の分散化」。
これは写真教室などでよく構図の基礎知識として教わる「黄金率」を「重心」と
置き換えて考えると分かりやすいかも。

いわゆる黄金率というのは、ミロのヴィーナスなどで有名な1:0.618の比率の事を指し、
写真では面積比や色の分配率に応用し、安定した構図を得るために使うもの。
ただし、簡単に構図が決まる反面、ありきたりな構図に仕上がる危険性も。

そこで、撮影に際して「重心(黄金率)の分散化」をするわけです。
一枚の構図の中に黄金率ポイントを複数作り上げたり、全くなくしてしまったりとか。
具体的には、色から感じる重さや、実際の被写体の面積や位置、ピントの程度の
相互作用を利用して作り上げていくといえばいいのでしょうか。

なんて、偉そうに豪語してしまいましたが、かなり当たり前のことですね。
しかも実際は、撮りたい欲求に駆られる被写体に惹かれて
自然にシャッターを押しているのが現状であったりします。

あぁ、掲載した写真をみるとかなり黄金率に縛られてますね。
まだまだです。修行修行。

- タイトル - フレームに入る色数を極力減らし、黒を引き締め硬質感を出してみました。

『橋』   重心点の分散化が最近の課題。もっと不安定にしたいなぁ、
Over_the_bridge



本日のBGM  Aimme Mann「Wise Up」fromマグノリア

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